CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5”
クルマ· 1ヶ月前

CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5”

CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5” CT125・ハンターカブに、バイク初心者が期待していいこと”ベスト5”

ハンターカブにはオートバイの全部がある──。そう言い切りたいほどに、新しいCT125・ハンターカブには味わい尽くせないほど様々なライディングプレジャーが詰まっている。それらをひとまず5項目に分けて、ひとつひとつをゆっくり説明してみよう。 REPORT●宮崎正行(MIYAZAKI Masayuki) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

ホンダCT125・ハンターカブ……440,000円(消費税10%込み)

「カブが40万円オーバーって、高すぎ!?」

その金銭感覚はまことに正しい。ハンターカブとはいえ、カブはカブである。原付2種バイクである。しかしその先入観はいとも簡単に覆されてしまうのだから面白い。なぜって? CT125・ハンターカブはみんなが考えているようなカブじゃ、全然ないからです。カブじゃない。では何か?

ハンターカブがどのくらいスペシャルなバイクであるかを、以下に5項目に分けて説明してみました。題して「ハンターカブに期待していいことベスト5」。こんなに欲張って、こんなにたくさん、新型ハンターカブに期待してもいいんです!

第5位 「燃費」「ブレーキ」「Uターン」が楽しくなっちゃうぞ!

いきなりルール破りのてんこ盛りのパターンですみません。たった5項目ではCT125・ハンターカブの魅力は収められない! ということに気づき、ここで一発固め打ち(笑)。

燃費。メーカー公表の燃費は61km/ℓで、ツーリング実測では約41〜42 km/ℓというカンジだ。これがクロスカブ110だと約45km/ℓと、2車の数値はさほど変わらない。東海道五十三次の488kmを走り切るのにガソリン12ℓあればOKという計算だ。容量5.3Lの燃料タンクにガソリン満タンでスタート、2回給油で余裕の京都・三条大橋着。うーん、素晴らしい。しかも両車、状況によっては50km/ℓを超えてくる。

ブレーキ。フロントだけにABSが装着されているのだが、この出来栄えがマーベラス。いっさいの不安を感じさせないまま正確にスピードを減じていく。フロントまわりの剛性感もブレーキフィールの向上に大きく貢献しているし、リヤブレーキはロックまでの感触が非常にリニアでつかみやすい。両者の好バランスによってブレーキングのリッチな質感は、ドラムブレーキが標準だった過去のすべてのカブとは完全に別次元だ。

Uターン。カタログに記載されている最小回転半径は1.9mだが、スペック以上にクルリとイージーに回ってしまうのはライポジがもともと自然だからだろう。車体形状的に太ももでグリップはできないが、くるぶしでしっかりボディを挟めばなにも不安はない。

第4位 「林道」が楽しくなっちゃうぞ!

ワイルドなオフ車を買って、さあ林道へ! その気持ちはよーく分かる。走破性の高そうなロングストロークサスや、泥濘地でもしっかりと前に進んでくれそうなブロックパターンタイヤにバイク乗りはやっぱりドキドキしてしまう。しかし残念ながら? 日本の林道はとても整備されているフラットダートも多いから、普通のオンロード車でもクリアできてしまったりする。ロングサスも凸凹タイヤも出番はさほどない。

そこいくとCT125・ハンターカブのオフロード性能は、ちょうどいい。

砂利やドロと勝負して蹴上げるパワーはないが、勝負せずともスタタタタッとやり過ごしてしまうハンターカブの軽快さは、オフ車の“才能”を超えている。ましてや、持て余してしまうほど巨大な体躯のアドベンチャークラスなんて「林道を走るだけでドキドキ(ギクシャク)」だろう。そんな重装備な彼らのためらいを脇目に、たった120kgのライト級がスルリと前に出る。これ以上に粋なことない。

第3位 「維持費」が楽しくなっちゃうぞ!

ちょっとおかしな日本語だけど、CT125・ハンターカブの維持費はかなり愉快なことになっている。なにせ125cc、原付2種だ。思わずニンマリしてしまうほど、お財布に優しい。

自動車税は年額2400円、自賠責保険料は5年契約で年額2880円、あとは任意保険料くらいのものだろう。もし同居の家族(や別居の未婚の子)が自家用車を持っていれば、付帯しているファミリーバイク特約が使えるのもうれしい。

44万円は安くはないけれど、車両価格以外の負担はかなり低く抑えられるにちがいない。なにより……このハンターカブはきっと値落ちが極端に少ないだろう。バックオーダーを抱えているほどの高い人気はもちろんのこと、同類亜種の先達であるクロスカブ110もそのことを証明している。現状クロスカブは、中古で買っても新車で買っても、実質的な支出がそんなに変わらないのだ。かんたんに言うと、中古車が高い。そう、ユーズドがあんまりお得じゃないのだ。

もうこれ以上は言わない。新型ハンターカブを買ってもあなたのバイク人生、損することは何もない。

第2位 「カスタム」が楽しくなっちゃうぞ!

カブ系バイクには、星の数ほどたくさんの社外製カスタムパーツ、チューニングパーツが用意されている。ターゲットユーザーはスーパーカブ50、70、90、110ccなどの歴代モデルオーナーで、比較的新しいクロスカブ110もそこに含まれる。累計販売台数の多さは言わずもがな、世界各国のカブ乗りに向けてさまざまな方向性(走り系、外装系、機能系など)のパーツがリーズナブルな価格で提供されているのだから、ライトカスタム派もヘビーチューン派もワクワクドキドキが止まらない。

では新しいCT125・ハンターカブはどうだろうか?

結論を言えば現在、各メーカーが鋭意開発中で、すでにリリーズ済みのものもちらほら。このアウトドアチックな外観を生かした実用系パーツからドレスアップ系パーツも見どころだが、エンジン系やパフォーマンスアップに効果的なアイテム群の登場にも期待がかかる。搭載されるエンジンが単気筒125ccのグローバルエンジンがベースで、WAVE125をはじめC125やモンキー125、グロムなど多くの機種で採用されている。つまり世界中で信頼性を積み上げてきた実績がすでにある!というのが理由だ。

第1位 「普段使い」が楽しくなっちゃうぞ!

見てください、このでっかいリヤキャリアを! 477mm×407mm、CT125・ハンターカブのリヤキャリア(という名の荷台)の縦横サイズだ。スタンダードのカブよりもずっと面積が広い。そのことだけでワクワクできちゃう人は、きっと熟練ライダーだ。

「たかが荷台」と思ってしまったアナタを誰も責めはしない。ややもすると「野暮ったい」とさえ思うかもしれない。スポーツカーの荷室は狭いのが常だし、スポーツバイクに積載性を求めるライダーも少ない。でもこのこの大きな荷台さえあれば、”遊び道具がたくさん積める”! これこそがハンターカブのコンセプトの真ん中なのである。つまりこの「運ぶぞ!」パワーこそが、日常使いにも、旅にも、デートにも!オールラウンドで活躍できてしまうのがハンターカブの真髄なのだ。

荷物をダイレクトにくくりつけてもいいし、ビッグなキャリーボックスを備え付けてもいい。あえて蓋をつけないでバンバン、モノを放り込んでいくのも“らしく”てカッコいいかも!

ポジティブな部分だけをピックアップしたような記事に見えてしまったら、それはまったく本意じゃない。最後にネガティブポイントを挙げて帳尻合わせしようとも思ったけれど、困った、なかなか出てこない……。

クロスカブ 110よりも車重が重い(そもそも排気量もこっちが大きしい、全体で見れば軽い部類)、シート高が800mmと高め(の反面、ポジションが楽でハイスピードで巡航も◎)、う〜ん、高速に乗れないことくらい? いやいやハンターカブの場合、下道だけでツーリングをコンプリートできる潔さのほうが優っている。仮想敵を「こいつがライバル!」と言い当てるのが難しいし、歴代カブたちを「どのくらい超えているか」を示してもあんまり意味がないような気がする。

オフロードテイストの、積載も経済性も欲張った、マルチパーパスビークル。しかもスタイリッシュ──。

こんな寄せ集めな表現でみなさん、許してください。新しいハンターカブの守備範囲は、みんなの想像をはるかに超えて広いことは間違いありません!

主要諸元

車名・型式: ホンダ・2BJ-JA55

全長(mm):1,960

全幅(mm):805

全高(mm):1,085

軸距(mm):1,255

最低地上高(mm):165

シート高(mm):800

車両重量(kg):120

乗車定員(人):2

燃料消費率(km/L):

61.0(60km/h)<2名乗車時>

67.2(WMTCモード値)<1名乗車時>

最小回転半径(m):1.9

エンジン型式:JA55E

エンジン種類:空冷 4ストローク OHC 単気筒

総排気量(cm3):124

内径・行程(mm):52.4×57.9

圧縮比:9.3

最高出力:6.5kW [8.8PS] /7,000 rpm

最大トルク:11N・m [1.1kgf・m] /4,500 rpm

始動方式:セルフ式(キック式併設)

燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>

点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火

潤滑方式:圧送飛沫併用式

燃料タンク容量(L):5.3

クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式

変速機形式: 常時噛合式4段リターン(停車時のみロータリー式)

変速比:

1速:2.500

2速:1.550

3速:1.150

4速:0.923

減速比(1次/2次):3.350/2.785

キャスター角:27°00′

トレール(mm):80

タイヤサイズ(前/後):80/90-17M/C 44P / 80/90-17M/C 44P

ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク/油圧式ディスク

懸架方式(前/後):テレスコピック式/スイングアーム式

フロントフォーク・ストローク:110mm

フレーム形式 :バックボーン

製造国:タイ