自分好み· 1ヶ月前

Snow Manが“ただ踊るだけ”で100万回再生! K-POPから輸入された「プラクティス動画」はテレビ出演より効果的か

ジャニーズの人気グループ・Snow Manの新曲「KISSIN’ MY LIPS」が来月リリースされる。発売に先駆けたプロモーションとして、公式YouTubeチャンネルではミュージックビデオやメイキング映像が公開されているが、中でも再生数が好調なのがプラクティス動画だ。

「プラクティス動画」とはプラクティス=練習の風景を撮影した動画のこと。Snow Manの動画では全員が白い服に身を包み、リハーサル室のような場所で音に合わせて振り付けを踊っている。なお、歌唱はなく、ただただ踊っているだけだ。

一見地味にも思えるこの動画だが、再生回数は120万回を超えている(9月17日現在)。ただの練習動画が、なぜこれほどまでに再生数を伸ばすのか? 実はこのプラクティス動画という文化は、お隣韓国から輸入されたものだという。レコード会社関係者の話。

「こうした練習動画を公開するのはアメリカのアーティストなどもたまにやってたりしたのですが、日本のアイドルにまで波及したのはK-POPの影響だと思います。10年以上前からK-POPのアイドルは練習動画をYouTubeにあげるということを普通にやっています。なぜ、こうした動画公開の文化が始まったかというと、諸説あるんですが、ひとつはファンに振り付けの全貌を見せてマネして踊ってもらうため。ミュージックビデオや歌番組だと“カメラ割り”というのがあって、振り付けやフォーメーションの全体像が見えづらいのです。練習動画は基本的には定点カメラで全体を映しますから、ダンスの振り付け教材としてはうってつけ」(レコード会社関係者)

さらに、都内ダンススタジオに勤務するダンサーはこう証言する。

「ちょっと昔だったら、アイドルの楽曲は敬遠されてたけど今の若い世代は違うみたいです。ダンサーの心をくすぐるようなコレオグラフ(振り付け)なら、アイドルだろうとなんだろうと踊ってみるし、それをYouTubeにアップすればアイドルファンからもダンサー界隈からも再生される。そもそもK-POPは『国境をこえて世界中でバズらせる』ことを命題としていたわけですが、ファンやダンサーがダンスコピーしてYouTubeにアップすることで、曲が拡散していった経緯もありますからね。K-POPが世界に広がったのは、リスナーたちを巻き込んでPRメディアにしたからという側面もあるんじゃないでしょうか」(ダンススタジオ勤務)

さらに、アイドルたちの私服レッスン着という普段なかなか見られないラフな姿を楽しめることもプラクティス動画の魅力なのだという。