BMW 5シリーズ 改良新型、PHVが5車種に拡大へ…今秋から欧州で
クルマ· 2ヶ月前

BMW 5シリーズ 改良新型、PHVが5車種に拡大へ…今秋から欧州で

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6気筒エンジンのPHVをセダンに新設定

「BMW eDriveゾーン」機能が標準

BMWは9月23日、改良新型『5シリーズ』(BMW 5 Series)のプラグインハイブリッド車(PHV)を今秋から、欧州で5車種に拡大すると発表した。

改良新型5シリーズのPHVでは、欧州で今秋から、4気筒ガソリンエンジン搭載の「530e」が、セダンに加えて、ワゴンの「ツーリング」に拡大展開される。PHVパワートレインは、エンジンがダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボだ。

最大出力は184hp/5000~6500rpm、最大トルクは30.6kgm/1350~4000rpmを発生する。モーターは最大出力109hp、最大トルク27kgmで、8速AT「ステップトロニック」と一体設計された。「XtraBoost(エクストラブースト)」機能により、一時的に2つのパワーユニットの出力を向上できる。この時、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力292hp、最大トルク42.8kgmを引き出す。

二次電池は、蓄電容量12kWhのリチウムイオンバッテリーだ。EVモードでは、「530eツーリング」が最大57km、4WDの「530e xDriveツーリング」が最大53km(いずれもWLTP計測モード)をゼロエミッション走行できる。この効果もあって、欧州複合モード燃費は530eツーリングが55.5km/リットル、530e xDriveツーリングが45.5km/リットル、CO2排出量は530eツーリングが42g/km、530e xDriveツーリングが50g/kmを実現した。

また、改良新型『5シリーズセダン』には今秋から、欧州で新たなPHVとして、「545e xDrive」が発売される。直列6気筒ガソリンエンジンを搭載するPHVだ。

3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力286hpを発生する。電気モーターは最大出力109hpを引き出す。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、394hpのパワーと61.2kgmのトルクを獲得する。トランスミッションは8速ATで、駆動方式は4WDの「xDrive」。動力性能は、0~100km/h加速が4.7秒、最高速が250km/h(リミッター作動)となる。EVモードの最高速は、140km/hとした。

EVモードでの航続は、最大で57km(WLTP計測モード)だ。この効果もあって、最も環境性能に優れる仕様で、欧州複合モード燃費は45.5km/リットル、CO2排出量は49g/kmの環境性能を可能にしている。

スペースを節約するために、400Vのリチウムイオンバッテリーが後席の下に配置された。トランク容量は410リットルと、ガソリン/ディーゼルエンジン搭載車よりもわずかに少ない。

改良新型5シリーズのPHVには、「BMW eDriveゾーン」機能が標準装備される。PHVが都市部において、エミッション・フリー・モビリティの達成に果たす効果的な役割を実証する。

エミッションフリー走行専用のグリーンゾーンを設けている都市では、ジオフェンシングテクノロジーによって、このゾーンを自動的に認識することができる。車がこれらのゾーンに入ると、自動的にEVモードに切り替わる。このようにしてBMWは、このエリアではPHVを電気駆動のみで走らせて、ピュアEVと同様にグリーンゾーンにアクセスする。

この新しいシステムは、PHVによるCO2排出量削減の可能性を大幅に高めるという。電気駆動システムの利用を増やすと、効率が最適化されるだけでなく、とくに都市交通における顧客の運転コストの削減にも役立つ。

このデジタルサービスは、GPSによるジオフェンシングテクノロジーを使用して、指定エリアを識別する。eDriveゾーンは現在、欧州のおよそ80の都市に設けられている。eDriveゾーンに近づくと、ナビゲーションマップにeDriveゾーンが強調して表示される。eDriveゾーンに入るとすぐに、車両が自動的にEVモードに切り替わることをドライバーに通知する。